(出典:東京ガス・都市生活研究所)
≫冷え性がやわらいだ | ≫おだやかな暖かさで、高齢者にやさしい | ≫不快な風を感じなくなった |
≫静かでクリーンな室内である | ≫温水床暖房の部屋に家族が集まる | ≫寝ころがってくつろげる |
≫寝つきがよくなった |
温水床暖房は床面から暖めるので温度が高いのが足元。水平面でも床全体で暖めるので室温はどこでもほぼ均一である。結果下図のように多くの人が「冷え性がやわらいだ:81%」「足元がスースーしなくなった:96%」「リウマチの痛みがやわらいだ:74%」「腰痛がやわらいだ:50%」と評価している。とくに女性や高齢者にとって最適な暖房といえる。
温水床暖房使用者の97%が「温かさがやわらかい」と評価している。このように感じるのは温風暖房につきものの風がないのが大きな原因である。また、風がないことに着目し、女性の肌の乾燥度を測定したところ、温風暖房に比較し2時間経過しても、温水床暖房使用者は最初の数値と変わらず肌が乾燥していないことが実証された。
温水床暖房は風がないのでほこりを舞い上げることはない。部屋のほこりについて実験したところ、温水床暖房は1時間もたつとほこりはおさまったが、温風暖房は風と温度差によりほこりが舞い続けた。また、アンケートでは「ぜんそくがやわらいだ」と答えた方が約70%であった。
ストレス解消や健康への関心から睡眠を大切に考える人が増えています。ある調査では4人に1人の人が就寝中暖房すると答えています。アンケートでは「布団が暖かくて気持ちよい:83%」、「寝付きがよくなった:56%」「朝起きやすくなった:59%」と睡眠の価値を評価している。
年をとると、主に体内の発熱量が減少する上に、皮下脂肪が減って体内の熱が逃げやすくなり、体が冷えやすくなるといわれています。そこで、65歳未満の方と65歳以上の方に分けてアンケートをした結果「体調がよくなった」「立ったり座ったりが面倒でなくなった」の両項目とも65歳以上の方の評価が高い結果となった。
それぞれの自分の部屋にも暖房はあるのでしょうが「床暖房の部屋に家族が集まるようになった:66%」と答えています。また、「子供を安心して遊ばせられる:81%」と家族のコミュニケーションをスムーズにしていると考えられる。
椅子を使用する生活スタイルが多くなる中で、従来は冷たい床の対策としてスリッパを使用した暮らし方から、温水床暖房を使用すると暖かい床に体を密着させる行為として「床にじかに座る回数が増えた:74%」と新しい温水床暖房の価値を消費者が発見したと言える。